以前から大変お世話になっているお得意様、佐久市Y様邸のガーデンリメイクです。当社の施工ですが、年月が経って汚れてきたので雰囲気を一新したいとご依頼をいただきました。現状ではステンシルコンクリートの吹付工法による階段です。
ヒビが入っている部分などを補修し、クリーニングするだけでも良かったのですが、折角なので我々の技術の進歩もご覧いただきたいと思い、雰囲気を変えてみました。
打ちっ放しの階段横擁壁は弾性塗材(四国化成 美ブロHG)を使用しました。クリーム色の門柱と共に防汚コーティングをしています。笠木はエスビックの製品を使用しました。
デザイナーズペイヴ(スタンプコンクリート)はバスケットウィーブというレンガ風のテクスチャを使い、落ち着いたブラウンで仕上げています。紙目地を使うステンシル工法と比べて、よりリアルで豊かな色彩、質感が特徴です。
上から見るとこんな感じに見えます。
通常、コンクリートの厚みは10cm以上となりますが、今回のようなリフォームは厚みが確保できません。
スタンプオーバーレイという、薄くてもきれいに仕上げる工夫と技術が必要になります。
仕上げのコーティング作業を行っています。足元に注目いただきたいのですが、スリッパで作業しています。
小さな心遣いですが、できるだけきれいに仕上げたい職人の思いです。