本年度、建設災害防止協会の佐久分会副分会長を仰せつかっており、本日は土砂崩壊災害防止の研究会に参加しました。
視察した現場は黒沢組さん施工の南相木村・砂防堰堤の現場です。小諸労働基準監督署、佐久地域振興局、発注者の佐久建設事務所、そして南佐久、佐久建設災害防止協会の役員で視察・パトロールさせていただきました。
平成29年10月から31年2月までの工期で砂防堰堤の工事が行われています。進入路が狭く、施工規模の大きい現場なので、担当の現場代理人さんの苦労が伺われます。掘削した土砂の仮置きや通路などの災害対策、安全対策に工夫が見られます。本日は本提工の型枠の設置が行われていました。コンクリートスキンを組み立てて、その中を後日コンクリートを打設して堰堤といたします。
土木系の災害で多いのは建設機械による事故と、土砂崩落による事故です。本研究会は後者の土砂崩壊災害防止を目的として定期的に開催されています。
地元出身の木下建設業災害防止協会長野県支部長もお出でいただきました。